「ソロ」という言葉をネットやTV等いろんな場面でチョクチョク目にします。 お一人様という事で、自分一人で・・・という事の様です。私はこの手の本などは読んだことはありませんが、ネットで調べてある程度は理解してます。 昔は、ほとんどの人が少なくとも3つのコミュニティに属していました。 その3つとは地域社会、会社、そして家庭です。
が、今は地域社会との関係はとても希薄になり、お祭りや清掃活動・ボランティア活動などの地域行事に参加する若い人が激減しています。
他方で会社にも組織や団体にも属さず、ギグワーカーやフリーターとして働く人が激増しています。 挙句に家庭を持たず、一生を独身として過ごす人も普通に増加しています。
このようなどこにも「所属」しない人たちが増えたいった時、社会がどう変わっていくのか、未来図があまり見えていません。 いろんなデータ上では、これらの人たちは「その他」に分類される可能性があります。
でも「その他」が多数を占めるようになったデータでは、データそのものの価値も怪しいものです。 また通常、どこにも「所属」しない人たちの発言権は、極端に下がります。
近い将来、発言権が小さく、データとしても捉えられていない「その他」の人たちが多数になります。 どこにも「所属」しない「その他」だらけになった日本国は、どんな次世代が待っているのか?
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