ロシアとウクライナ問題ですが、ウクライナ侵略は、国際社会の平和維機能が麻痺している現実を突きつけた格好だ。 その最たるモノが、国連安全保障理事会です。 安保理とは「平和の番人」という役割で、それが求められていて、同時に権限も与えられている。 平和を脅かす国には制裁を決定し、国連加盟国はそれに従う責務が生じる。 ロシアの侵攻を受け、安保理は2月25日以降も何度も会合を開いてはいるが、決定的な制裁はおろか、非難決議すらも儘ならない状態。 で、交代制である安保理の議長国は緊急会合当時、ロシアだった。 侵略国が緊急会合の司会を務めるという漫画のような茶番。 今回のウクライナ危機が起きて、ようやく国連の実態に気付きました。 まるで春のお花見の様に、桜がキレイで小鳥が囀っているかのような暢気な組織です。 世界で米国の次に高い分担金を払っている日本も、こんな国連に対して何も言えないとは・・・ おまけに国連平和維持軍という名の軍隊もあるのに、全く何もしていないんですから、誇大広告で訴えられるかも?(笑)
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