断捨離・シンプルライフ・エコライフ・ミニマリストという言葉とも重なるところがあると思います。
生活範囲をグッと狭くして移動距離を少なく、交友関係も少ない・・・

それに比例して収入も少いけど、働く時間も短い状態。
持っているものも少なく必要最小限で、普段使うお金も少ない。

かつてのバブル時代の様に、派手な服を着て海外旅行に年に何度も行き、高級車に乗って大きな家に住み、豪華な食事に華やかなパーティというのが流行りました。
あのバブルの頃に見た絵とは正反対の生き方を、スモールライフと呼ぶらしいです。

少ない物で豊かに暮らすという考え方自体は、ＳDGsなど環境問題の深刻化などを背景に以前からありました。
物だけでなく多くの情報が流通する中で、たくさんの物を手に入れても満たされなかったり、多くの物に埋もれても必要な物が見えず生きづらさを感じる人達が増え、自分にとって本当に大事な物を見極めて必要な物だけを取り込むことで楽に生きたいと共感が広がっているようです。

必要な物だけを持つこの様な思想は、10年頃から流行した整理法「断捨離」などにも通じる考えで、いろんなものが少ないです。
ただし、逆に睡眠時間と休息時間、自由時間は、た～っぷりと確保しています。

禁酒禁煙は基より、一方で食べるものには気を使い、味よりも健康にいいと言われるものを選らんで食べます。

これが「スモールライフ」という生き方らしいです。