TVの新型コロナ関連ニュースでは、自宅療養中に亡くなるケースは今ではもうニュースにならないほど減少しています。 感染がピークの今年の夏頃には「自宅療養」という言葉が常に使われていました。 が、早い話実態は医療機関等が手が回らないから「自宅放置状態」ということです。 いつどこで自分自身が感染するか分からないコロナ。
それも感染したら放置されると怯えている20代30代の、特に一人暮らしの若者が都市圏には多数いました。 1日でも早くワクチン接種を受けたいのに、当初ネット予約はいっぱいでなかなか予約も難しい状態です。 何の治療もせず、放置されているだけなのに「自宅療養」という呼び名で呼ばれている人達は、いつ容態が急変するかと不安だらけだったと思います。 実態は「移民」状態なのに「在留外国人」と呼んでいるのと同じで、ネーミングを変えることで「自宅療養」にすると状況がまるで違って見えます。
「医療崩壊」という言葉もマスコミでよく使われていますが、崩壊しているのはコロナ患者を受け入れているごく一部の病院だけで、日本の医療機関の大多数を占める個人の開業医や私立病院などはコロナ以前と同じ全く普段どおりで少しも崩壊などしていません。 このような「自宅療養」とか「医療崩壊」などの実態とはかけ離れた状態で、その言葉だけが独り歩きしている気がします。
何だか印象操作されているようです。
|