中国史に関心や興味のある方もいるかと思います。 昔に三国志や水滸伝などを読んだ記憶のある方も多い事でしょう。 中国では古来、時の政権が転覆するきっかけがいくつかあり、それを期に変革が起こってます。 ところが、今の中国共産党政権は、何とこれら全部を抱えています。 疫病は新型コロナウィルスに始まり、自然災害は言うまでも無く「80年に一度」と言われる大洪水が発生し、湖北省を中心に被害があり黒竜江省、吉林省などの中国東北部では蝗害(こうがい)つまりバッタの大量発生が起きていました。 そして香港問題と台湾問題は、まさに一国二制度という中国の内部分裂です。 その上、アメリカとの貿易戦争、インドとのカシミール地方での紛争も何年か前からあります。 上げればキリがないです。 ニュースで報道されているだけでも、しっかりと歴史上の政権転覆のきっかけを全部揃えてしまっています。 これほど見事に全部を取り揃えている今の習近平政権、寿命はあとどれほどでしょうか? 中国に進出している日本企業は、今の政権が今以上に不安定になった時にどうするか想定をしているのでしょうか?
中国の過去の歴史を見れば、もうそういう混乱を想定しておくべき状況だと思うんですけどねぇ。 これほど見事に揃っているのに、被害が出てから「想定外だった」。そらアホでっせ。
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